人間の欲

欲の種類

人間の欲は様々なものがあり、不足していたり不満を満たしたい時に強く出ると言われています。

• 食欲　しょくよく
• 財欲　ざいよく
• 色欲　しきよく
• 名誉欲　めいよよく
• 睡眠欲　すいみんよく

この５つの欲（欲求・欲望）は

• 食欲は、ほどほどではなくもっと食べたい、飲みたいの思いが強くなり食にとらわれてしまう。
• 財欲は、お金や物が欲しい気持ちが強くなり他人と比較し、もっともっととお金にしがみつく。
• 色欲は、異性を欲の為に求めるので相手に強く求めてしまう。
• 名誉欲は、ほめられたい、認められたい、馬鹿にされたくない、という心が目立って和を乱し、自慢話や見栄をはったり、有名になりたいので名誉を求める。
• 睡眠欲は、寝過ぎたり寝過ぎなかったりは、体調や心の調子を崩しやすく眠たい心のほかに、少しでも楽がしたい心。

人によって偏りはあります。欲望はあっても良いし、生きるための意欲は必要思うのですが、

• 自己中心的
• 満足を知らない
• なくすことができない

度を越えると

「我利我利」がりがり

文字通り我が利益、我が利益と自分の得しか考えず、自分の利益には敏感で、他人の事には鈍感になります。ほどほどに満足が本来は望ましく、欲望は限りなくあると思います。楽して欲を満たすことはできないので、欲を求めて苦しみます。

• もっと食べたい（目に見えるもの、手っ取り早く量で腹を満たす）
• もっとお金が欲しい（目先の金に目がくらむ）
• もっと愛して欲しい（依存したい　依存させたい　）
• もっと目立ちたい　（人より上にとマウントを取る）
• もっと現実から逃げて寝ていたい（目の前の問題を避ける）

もっとの欲望に限りがないということは、死ぬまで苦しみ続けなければならないということで果てしないはずです。なので今ある現状に満足して今ある目の前の事にフォーカスし、一日一日を精一杯、楽しく生きたほうが良いと考えます。