6月
水無月(みなづき)
旧暦で用いられていた日本の古い月の呼び方で、季節の行事や風物詩に合わせて名が付けられていて、6月は「水無月(みなづき)」と呼ばれていました。
田んぼに水を入れる季節で、水の無い田んぼに水を張る時期を意味する「水無月」「水の月」と呼ばれたのが由来とされています。6月はほかにも、「水張月(みずはりづき)」「青水無月(あおみなづき)」とも呼ばれます。
梅雨
6月中旬に「梅雨入り(つゆいり)」する地域が多くなり、梅雨は春から夏に季節が移り変わり時に雨や曇りの日が続くので、毎年気象庁が各地の梅雨入り・梅雨明けを発表しています。梅雨入りのことを「入梅(にゅうばい)」と呼び、6月10日・11日頃のことをいいます。
夏至
6月20日・21日頃は、夏至(げし)と呼ばれています。
夏至は太陽と地球の位置関係から、1年のうちもっとも昼の時間が長い日のことを指します。
夏至を過ぎ梅雨があけると、本格的な夏を迎えます。
夏越の祓(なごしのはらえ)
夏越の祓(なごしのはらえ)の6月30日は、日本古来の風習で1年の前半のけがれを清め、後半も健やかに過ごせるように願う儀式です。
神社などで「茅(ちがや・稲の一種)」で作られた大きな輪をくぐったり、魔除けの小豆をういろうにのせた「水無月」という和菓子を食べて厄除けをします。
旬の物・・・鮎 鱧 岩牡蠣 梅 さくらんぼ マンゴー 梅
6月のお花・・・紫陽花 バラ 芍薬 百合 睡蓮 ラベンダー 泰山木
6月の野菜・・・オクラ アスパラガス ピーマン キャベツ トマト なす
6月の誕生石・・・真珠 ムーンストーン アレキサンドライト
