最後は人

人とのつながり

以前勤めていた銀行の上司の忘れられない言葉が

「どんなにAIが発達しても最後は人だよ！」

情報処理の機械化が進み、人の手が必要にならない業務が増えるかもしれないけれど、やはり最後は人との関わりであったり、真心や安心感は人間からしか伝わらないとミーテイングで話をしてくださいました。その時に思ったのは機械的な音で伝えるよりも、人間の声で親身に伝えたほうがはるかにうれしいし、説得力や真実味もあると考えました。会社の電話も人の声でコールセンターに聞いたほうが安心する人も多いし、セールスにしても契約は人から話を聞きたい人も多いはず。AIが進んでも、人との関わりはより大事になると思っています。髪の毛も機械で切れる時代が来るのかもしれないけれど、やっぱり人と話して相談して切りたいとか、マッサージも機械でほぐしてもらえても、人の手でていねいに施術していただいたら癒され疲れがとれると思っています。人間の仕事が奪われるかもとも思いますが、それでもChatGPTは進んでくるのでそこは目をそらさずに、共存していく事と思います。

ChatGPT？

ChatGPTでなにができるかというと、

• 文章をわかりやすくしてもらう
• 子供でもわかる文章を作成する
• 読書感想文を書いてもらう
• 英文を添削してもらう
• 歌詞をつくってもらう
• プログラムのバグを見つけてもらう
• イベントの企画案を考えてもらう
• 記事構成を考えてもらう
• 謝罪のメール文章を考えてもらう
• 人生相談する

驚くほど性能の高いAIがこれから立て続けに出てくるので、これから活躍される方々はこのツールをいかに上手に使いこなしていけるかも大事になってくる。スマホが普及したときと同じように、どんなに止めたくても、10年後には多分「AIなしでは成り立たない生活」になっていると思います。

人間の心

人間の心だけは、コンピューターも作れないと思います。好き嫌いの感情や、行動するまでの思考などは計り知れない。たとえ医療の技術が発展して、人間の体をゼロから生み出せるようになったとしても、「心」だけは再現できないはず。人間に通っている「心」の仕組みは、まだ解明されていないと思うのです。またAIを使うにしても、AIは質問すれば正しい答えを教えてくれますが、「最初の質問」は、人間がやらないといけません。自分がどう思い、何をしてどう生きたいか。考える力と未来へのイメージは必要です。AIが進歩すればするほど、最終的に人間に残るのは「心」であり「最後は人」になると思っています。これからは自分の好きな事をみつけて、自分の個性を前面に出したほうが生きやすい。必要とされる人＝最後は人といえるなら、自分を必要としてくれる人に出会いたいと思います。