うちの子に限ってと、かなり動揺してしまうのが、不登校です。今は、小学校、中学校、高校、どの時期に登校拒否が始まってもおかしくないくらいに多くなってます。
一昔前までは、親の愛情不足による原因がほとんどだと言われましたが、それは違うと思っています。学校に行く意味や価値を見出せないことや、なじめないことなど沢山の原因が潜んでます。
私自身も転校が多く、知らない土地になじめず、友達にいじめられて、学校になぜ行かなければいけないのか、わからない時期がありました。親に無理やり引きずられて、学校に連れていかれた経験もあります。
接し方を間違えれば、逆効果な事も多いので、慎重な言葉がけが必要になります。
学校を休みはじめたきっかけは?
- 生活リズムの乱れ(朝、起きられないなど)
- 勉強に関すること(授業がおもしろくない、成績がよくない、勉強がわからない、テストがいや)
- 自信がなくなった
- 先生との関係(先生が怒る、うるさく注意される、体罰をされる)
- 友人との関係(いやがらせ、いじめ、けんか)
- 部活動内の問題(先輩からのいじめ、他の部員とうまくいかない)
- 学校やクラスになじめない(転校や進級後の不適応など)
- 家庭の問題(親と自分、親同士、両親と祖父母の間での不仲)
不登校が続いた理由は?
- 無気力でなにもしたくない
- 体の調子が悪いと感じたり、なんとなく不安に思う
- いやがらせやいじめをする人がいる
- 友人との関係がうまくいっていない
- 朝、起きられない
- 生活リズムが乱れていた
- 勉強についていけなかった
- 学校に行かないことが悪いことに思わない
- なぜ学校に行かなければならないか理解できない
- 好きなことをしていたい
子供は本当のことを話しません
自分のお子さんの気持ちを100%理解することは難しく、大概のお子さんは親には原因を話しません。そして親のしつけや接し方が、必ずしも悪いわけではなく、学校や先生、友達との相性もあるので、時間をかける必要があると思ってます。
「これから我が子はどうしたらいいのだろう…」
「なぜ他の子は学校に行っているのにうちの子は行けないの?」
「無理矢理にでも学校に行かせた方がいいのだろうか…」
「子どもが何を考えているのか分からない…」
周りの子が出来ていることが出来ない子どもを見て、不安や焦り、時には怒りといった感情を抱くかもしれません。そして、学校の先生との連絡や、スクールカウンセラーに病院に行きなさいとか、親や親せき、友人など周りにいろいろ言われて、気苦労が多いはずです。
子ども自身も、学校から色々言われている親の姿を見て、自分を責めていることも多いものです。不安や焦りを感じるのは当然です。しかし、それを苦しんでいる子どもや自分にぶつけても解決できません。
不登校の解決に向けて
- 一番は、ママの気持ちを整える事。
- 学校に行かなくても、子供が元気で生きているだけで、素晴らしいことに気付くこと。
- 何があっても生きていてくれているだけで、大丈夫と思う事。
- どうしたら、親自身も子供も幸せに生きられるようになるのか。
- どうしたら日常を楽しめるようになるのか。
不登校の子供を持つ親御さんの多くは自信を失っているはずです。心のどこかで「子供が不登校になった=子育て失敗なのか」と思っているので、自信喪失しています。親が自信をもち、楽しみ満たされていると、関係性も変わります。
そして自分は愛されている、両親がいつも関心を向けてくれていると思うと、子どもは安心感を得て、外の世界に向かう勇気が持てるようになります。
忙しくても親子の会話は大切にして、子どもに「自分は愛されている」ということを常に実感させてあげることです。また、できていないことを責めるのではなく、できている面や良いところに目を向けて、プラスの声掛けをして、子どもの自己肯定感を育むこともとても大切です。
- まず親目線をやめる
- 子供自身の目線で状況を確認する
まずはお子様の特性と接し方を、一緒に考えていければと思っています。
毎日一人で頑張りすぎていませんか?
- 誰に相談したらいいのか分からない
- 身近に相談できる人がいない
- 自分でも何をどうしたらいいのか分からない
- こんな状態を変えたい
モヤモヤと一人で悩んで、悪循環に陥ってはいないでしょうか?話をお聞きしながら、問題点を明確にし、一緒に考えてきます。